フェルメール作品のみどころ① 光
びーさん
あーとん
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フェルメールの作品の見所は、
何といっても「光」です。
室内照明が現代のように明るく
部屋の隅々までを照らしていなかった時代、
自然光の美しさはより際立っていたことでしょう。
フェルメールの作品の多くは
窓際に人物を立たせています。
そこから差し込む光によって
人物が柔らかい光で照らされています。
もう一度作品を見てみましょう。
びーさん
あーとん
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フェルメールのこのような描き方は
今でこそ新鮮味はないかもしれませんが
この時代ではとても新鮮な描き方だったそうです。
「真珠の耳飾りの少女」以外にも
この「点で光る」描きかたが見られます。
「牛乳を注ぐ女」の牛乳も
キラリと光っています。
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フェルメール作品のみどころ② 青
フェルメールの作品には
美しい「青」が使われています。
びーさん
あーとん
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絹織物職人でありながら、
パブと宿屋を営んでいた父を持つのが
フェルメールでした。
ただ、フェルメールが結婚した時点では
父親は多額の負債を抱えていました。
とはいえ、結婚後も
人並み以上の生活が送れたそうです。
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フェルメールが人並み以上の
生活を送れたのは、義母が裕福で
その支えがあったからだったそうです。
そして、
義母が財力を発揮してくれたのは
生活だけではなく、
「画家として」の部分にもありました。
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画材を豊かに買ってもらえる
環境にあったフェルメールは、
当時は純金よりも高価だったという
「ラピスラズリ(鉱石の種類)」を
原料にした「青」を存分に使えたそうです。
こちらがラピスラズリです。
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また、フェルメールは
画家を目指してから
すぐに評価されたため
有力なパトロンにも恵まれました。
※パトロン=作品制作のためにお金を出資してくれる人。スポンサーに近い。
有力なパトロンがいると、
生活も安定するので
お金稼ぎとしてたくさんの絵を
描く必要がありません。
そして、ひとつの作品に
じっくり時間を掛けることができます。
あーとん
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