手のデッサン上達のための対策!上手くなる練習法は?【定期試験・中学美術】

あーとん

「美ゼミ」へようこそ!あーとんだの。

あーとん

今回はリクエストの多かったテスト対策のひとつ、“手のデッサン”の対策をご紹介するんだの!
今日のめあて
デッサンが出題される理由を知り、練習のポイントを学習して、実際にやってみよう

 

このブログを読みに来た人は
きっと定期試験にデッサンが出題されるので
困っているのではないかと思います。

 

どうして「手のデッサン」が
出題されるのかという理由から

あーとん特性の裏技(?)もご紹介するので
試験前にぜひ練習してみてくださいね!

 

 

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どうして「手のデッサン」が試験に出るの?

 

そもそも中学校の美術科には、
定期試験(定期考査)が
実施される学校と
実施されない学校があります。

 

その学校の校長が
テストの有無を決める場合もありますし、
美術科の教員が決めている場合もあります。

 

ちなみに、
学習指導要領(教え方の法律のようなもの)が
平成33年度(令和3年度)に改定となります。

 

評価の基準もガラリと変わりますが
特に中学生のみなさんに知っていて欲しいのが
「知識・技能」という評価項目ができることです。

 

あーとん

今回はこの辺りはあまり詳しく解説しないんだの。でも、特に令和元年度以後に入学した新入生さんは、「知識」が美術科にも評価として加わることは知っておいた方がいいんだの。
え!今まで「知識・理解」っていう評価は、美術や音楽にはなかったよね?!

びーさん

 

「知識」を評価する必要が出てくるため、
これまで美術の定期考査が
実施されなかった学校でも

おそらく、この改定のタイミングで
定期考査が新設されるのではと
予想しています。

 

あーとん

だからこそ、今のうちに美術のテスト対策の1つ、デッサンを知っておいてほしいんだの。

 

定期試験(定期考査)が
実施される学校の場合、

よく実技問題の課題として
出題されるのが

「手のデッサン」です。

 

でた〜!苦手だよ〜〜〜。授業の作品もそんなに上手くないのに、テストでも絵を描かなきゃいけないなんて本当につらい!

びーさん

あーとん

びーさんみたいに「なんでテストでもデッサンなんだろう」と思う人は多いかもしれないの。これにもきちんと理由があるんだの。

 

理由① モチーフを用意しやすいから

定期考査の場合、教室で試験を受けますよね。

モチーフを配ってそれを描いてもらうとしたら
例えば1学年の人数が100人以上いると、

それだけでモチーフを
100個以上用意しなければなりません

あーとん

モチーフがビー玉1つだったとしても、100個も必要なんだの。100均で買おうとしても、10個入りのビー玉なら10袋・・・1回のテストで1000円以上の経費がかかってしまうんだの。
そっか・・・テストの度にお金がかかっていたら困るよね。

びーさん

公立学校の場合、学校の経費は
その地域の税金でまかなわれています

そのため、「たかが1000円」でも
なかなか許可が降りないものなのです。

 

それに比べると非常に簡単なのが
モチーフを各自が用意できる
ということなのです。

あーとん

あーとんは、「テストの日に通学路で石を拾って来なさい」という指示をだした先生にも会ったことがあるんだの。
え!拾うの忘れちゃったらそれだけでデッサン点が0点になっちゃうんだ?!

びーさん

あーとん

そうなんだの。なので、「忘れた人も0点にならない」ために、誰でも100%忘れることがない「手」を課題にした方が確実なんだの。
なるほど〜。だから「手」なんだ。

びーさん

 

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理由② 技術力がわかりやすいから

手をモチーフにするのは、
もちろん、用意しやすいからだけでは
ありません。

あーとん

手のデッサンは、技術力がとてもわかりやすい題材なんだの。

具体的な例でいうと、
美術大学の入試にも
手のデッサンは用いられています。

美術大学の入試に出されるのは

  1. 形状の正確さ
  2. 質感表現
    (手の柔らかさ・骨っぽさの描きわけ)
  3. ポーズの美しさ
  4. 構図の工夫

などの観点がよく見えるからだと
考えることができます。

ただ手を描くだけでも、いろいろな力が分かるんだね。

びーさん

 

理由③ 簡単すぎないから

先ほど、美術大学の入試の作品を
紹介しましたが

ここからも分かるように
「簡単に描けるモチーフに見せかけて奥深い」のが
手のデッサンなのです。

あーとん

多摩美術大学のグラフィックデザイン学科の試験だと、手のデッサンの試験は6時間なんだの。
ろっ・・・6時間?!

びーさん

6時間も描き続けられるということは
それほど工夫できるところが多い
ということなのです。

 

では、そんな身近な「手」ですが
どうして美術大学で出題されるくらい
描くのが難しいのでしょうか?

次のページでは
難しいと感じる理由を解説します。

 

 

手のデッサンが難しいのはなぜ?

 

手のデッサンが難しい!という人は
おそらく中学生にはとても多いことでしょう。

あーとん

中学生さんが描いているアニメ系のイラストを見ると、手がうまく描けないために、なんとなくやたら小さな手だったり、手を見せなくてもいいポーズにしていたりするんだの。
(ギクッ!!)

びーさん

あーとん

イラストを描くのが好きな人にとっても欠かせないのが、手なんだの。手は感情を表現する素晴らしいサポート役なんだの。
それはなんとなく分かるけど、それにしても難しいよ〜。なんでこんなに難しいの?

びーさん

それでは
びーさんの疑問にお答えすべく
難しいと感じる理由を分析していきましょう。

見慣れすぎている

手は普段の生活の中で、
とても頻繁(ひんぱん)に目にしています。

そのため、
わずかな形の狂いにも
気付いてしまうのです。

あーとん

見慣れているからこそ、違和感が生じやすいんだの。みんなも自分の部屋に置かれている物の配置が変わったら、すぐに気づくと思うんだの。それと同じで、みんなの目は、見慣れているものについては、わずかな違いも見逃さないんだの。
確かに!仲のいい友達なら、髪切ったら気づくかも。それと同じなのかー。

びーさん

ちょっとした形の狂い・歪みにも
気付いてしまうため、

「うまく描けない」と
感じてしまうのです。

 

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「簡単そうなポーズ」に騙される

手のデッサンでありがちなのが
この「ポーズ」問題です。

先ほど見た、美大生の描いた手は
なんだかとてもしなやかな手の形を
していましたね。

小指が立ってるのもあった!

びーさん

しかし、中学生さんたちが
手のデッサンをやると

なぜか・・・

  • グー
  • パー
  • チョキ

の3種類が一気に増えます。

え?だってパーだったら簡単じゃない?手のフチをなぞり書きできるし〜

びーさん

あーとん

びーさん・・・

実はこの「パー」のポーズは
手の“描きどころ”をつぶしてしまう
ポーズなのです。

 

美大生のデッサンを見てみましょう。

 

 

手のポーズは複雑ですが

手のゴツゴツしているところや
手のスジを描いている

ということは共通しています。

 

あーとん

手は、手のひらと手の甲で、ゴツゴツとやわらかふっくらの2つの質感があるんだの。それを描いた方がより「やわらかさ」や「ゴツゴツ」を伝えやすいんだの。
お互いを比較させることで、わかりやすくするんだね!

びーさん

あーとん

そうなんだの。加えて、手の「かたまり感」を描いた方が、「手!」って感じがするんだの。

 

手を描くときは、
ただ平らに「パー」の手をするよりは
少しだけ丸めた形にしたほうが
描きやすくなります。

小さなことですが
こういうコツの積み重ねが大切です。

 

そもそも難しすぎる?!

うまく描けないことに
悩んでいるひとは、
これを知っておいてください。

通常、
中学校の定期考査ですと
美術の試験時間は
30分間という学校が多いです。

しかし、
先ほどから紹介している
美術大学の入試では
6時間かけて手のデッサンをします。

 

つまり、

30分間(他の問題も解くので
おそらく実質は20分未満)で

カンペキに手を描くのは、無理です。

 

え!無理って言っちゃっていいの?

びーさん

あーとん

それだけ難しいことをやっていると思っていた方が「うまく描けるはず」という無茶な目標よりも、時間内にできるところまでやろうという意識に変えられるんだの。

あーとん

20分程度の限られた時間で描けるデッサンは、大まかな形状と、大まかな陰影くらいなんだの。そこを特に意識することで、高得点に繋げられるんだの。

 

次のページでは
あーとん流の時短デッサン術を
ご紹介します!

 

 

手のデッサンを上手く描く裏技は?

 

手のデッサンを描き慣れていない人が
抱きやすい心の壁が

白い画面を汚すことへの抵抗感

です。

 

ちょっとだけ線を描いたけど、なんか違う。

 

だから、すぐに線を消してしまう

 

= 何も描いていない状態に戻る。

 

こんな描き方をする人が
中学生さんにはとっても多いです。

 

あーとん

真っ白な紙に一発で理想の線を描くのは難しいんだの。真っ白い紙だからこそ、汚すこと・失敗することが見えやすくなってしまうんだの。

そこで、あーとんオリジナル手法を考えたんだの。

 

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あーとんのデッサン裏技

 

あーとんが考えた方法は、
先に紙全体を、
うっすら黒くしてしまうことです。

①鉛筆で、紙全体を塗る

黒くすることで線が勝手になじんでくれるんだね!

びーさん

あーとん

そうなんだの。初めから紙が鉛筆で塗ってあれば、描いた線も周りと馴染みやすくなるんだの。

 

②消しゴムを使って明るいところを消していく

次に、消しゴム(できれば練りゴムがベスト)で
明るいところを消していきます。

このときに消したところが
下書きがわりになってくれます!

 

ほんとだ!ざっくり形が見えてきたね

びーさん

あーとん

この「明るいところを描ける」のが、普通の鉛筆デッサンのやり方との大きな違いなんだの。

 

通常の鉛筆デッサンは、
明るいところは「白く残す」
というやり方なので

計画的に描くのが
初心者にとっては
とても難しいのです。

 

あーとん

もしかしたら学校で、灰色や薄い茶色の紙にデッサンをやったことがある人もいるかもしれないの。そのときは、鉛筆と白い鉛筆を使って描いたのではないかの。それと同じ状態なんだの。

アルブレヒト・デューラーの
『祈る手(1508年)』の
イメージが近いかもしれませんね。

この作業を練りゴムで
やった方がいい理由は

消しゴムだと、消しゴム自体が
すぐに鉛筆で真っ黒になって
消しにくくなってしまうからです。

 

あーとん

ねりゴムって何?っていう中学生さんは、「ねり消し」をイメージすると近いんだの。

Amazonや画材屋さんで売っています。
安いものだと100円未満で購入できます。

 

③明暗をどんどん描いていく

 

白く消した下書きを参考に
暗いところをどんどん描いていきます。

描いている途中で
「ここは明るいな」と思ったところは
消しゴムや練りゴムで消して

「ここは暗いな」と思ったところは
どんどん鉛筆で黒くしていきます

 

手の形を明確にするために
周りを少し白く消すのも
分かりやすいです。

これくらいザックリ描けたら
暗いところをしっかり暗くしていき・・・

だいたいこれくらい描けたら
完成です。

 

あーとん

美大受験のデッサンに比べたら随分と簡単なスケッチだけど、美術の定期試験の時間を考えると、これくらいが限界かの。
あーとんはこれを何分くらいで描いたの?

びーさん

あーとん

これは10分くらいだの。
え! 10分?!

びーさん

あーとん

中学生さんたちは、もっと失敗したり直したりという作業があるだろうから、だいたい15分くらいで描けるようになると、試験でも安心だの。
ひえ〜!練習あるのみだね!

びーさん

 

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まとめ

今回は、中学校の
美術の試験で出題されることの多い

手のデッサン

について解説していきました。

 

今日のポイント
  • 手は身近な題材で技術力をはかりやすいので出題されやすい
  • 身近な題材だからこそ、形の違和感が生じやすい
  • ポーズは手の甲と手のひらがバランスよく見えるように
  • 「パー」よりはかたまり感のあるポーズがいい
  • 最初に紙全体を黒っぽくしておくと、失敗が気になりにくい

 

あーとん

今日はみんなに出題される理由と描き方を学習してもらったんだの。大切なのはここからで、知ったことを使って実践(練習)をしてもらいたいんだの。
美術は練習でうまくなるってあーとんよく言ってるもんね。

びーさん

あーとん

そうなんだの。スポーツと同じて、基礎トレを続けることで、上達していくんだの。

あーとん

そして、描けたデッサンはぜひ、みんなの学校の美術の先生に見てもらっての。「採点者からアドバイスをもらう」ということが、高得点への近道なんだの!

 

 

※2020年6月に、あーとんにアドバイスしてほしいと依頼があったので、実際にアドバイスした内容を記事にしました。

 

描けたデッサンをあーとんに見てもらいたい人は、あーとんをLINE@の友だち登録して、話しかけてくださいね。

 

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