美術の成績(評価)をあげるコツ①|【美術への関心・意欲・態度】

あーとん

「美ゼミ」へようこそ。あーとんだの。

前回の講義では、美術の成績である評価”と“評定”の違いについて説明しました。ざっくり振り返ると、評価の4項目の平均値が評定、でしたね。

美術の成績(評価・評定)の仕組み①|成績アップのポイントは通知表!

今回は、成績を決める4つの柱のうちのひとつ目、「美術への意欲・関心・態度」の仕組みについて解説します。

 

今日のめあて
観点①「美術への意欲・関心・態度」は、どのようなところで評価されているかを意識できるようになる

 

あーとん

自分の行動を変えるにはまず意識することが欠かせないんだの。そのためにも、何を意識すればいいのかをつかむんだの。

 

「意欲」や「関心」ってなんだろう?

 

「意欲」や「関心」といわれると、ただ真面目に授業を受けていればいいのでは?と誤解されがちですが、そんなに簡単なものではありません。

ではまず、具体的に想像してみましょう。

 

美術の授業で「意欲的」「関心がある」「いい態度」というのは、具体的にはどのような様子だろう?

 

自分の考えは浮かんだでしょうか?

 

静かに黙々と作業や制作をする?
とても美しい作品を作る?
道具を丁寧に扱う?

もしかしたら、絵を描くのが楽しそうだという人を思い浮かべたかもしれませんね。

 

びーさん

楽しそうに授業を受けていたら意欲的なんじゃないの?授業に前向きって感じがするよ?

あーとん

制作が伴う教科だと、そうとも限らないんだの。

 

想像してみてください。

 

家庭科の時間、楽しそうにミシンで縫い物をしている人がいたとします。楽しすぎるあまりに歌いながら制作していたら、それは果たして意欲的でしょうか?

 

びーさん

いやいやいや・・・楽しいからって歌う人はいないんじゃないの?音楽の授業じゃないんだし(笑)小学生とは違うでしょ〜。

あーとん

全員にそう思っていてほしいものなんだが、あーとんが教えていた生徒の中には、楽しすぎて歌い出す生徒や、合唱コンクール前に課題曲を口ずさむ生徒が実際にいたんだの。

びーさん

そんな人いるんだ・・・。

 

では、美術の授業で私語をしながら制作している人がいたとします。

「うるさいなぁ」と感じるかもしれませんし、「マジメにやれよ」と思えるかもしれません。

しかしその私語が「ここの色、もう少し明るい色のほうがいいかな?」とか、「この次の手順ってどうやるんだっけ?」とか、制作に関わることをアドバイスし合っているものだったらどうでしょうか。

 

意欲的だったり、美術(作品制作)に対して関心があるととらえたりできますよね。

 

びーさん

制作のための私語だとしても、うるさいって感じる人がいるがいるなら、静かにやったほうがいいんじゃないの?

あーとん

誰かの制作の妨げになる可能性があるのでは、と考えると、そういうやり方をしたほうがいい場合もあるんだの。

びーさん

だって、「関係ある話をしてたんです」とか言いそうだよ、うるさい人たちって。

あーとん

先生が会話の内容に意識を巡らせていないと、そうなってしまうかもしれないの。しかしながら、話し合いながら作品をより良くしていくことは、中学生に求められる「協働制作」ともとらえられるんだの。

なかなか難しいところだの。

 

その他にも、

体育の授業の長距離走で、ダラダラと走っている人がいたとします。これはおそらく多くの人が「意欲的ではない」と感じるのではないでしょうか。

でも、もしかしたらその「ダラダラ」は、その人に体力がないために、一生懸命やってもダラダラとしか走れないのかもしれません。

このように、人によって「頑張ってやっている」の結果は一律ではありませんから、場合によっては誤解が生じるかもしれません。

 

このように、正解を決め難いのが授業態度です。

美術の教員によって、判断の基準が違うということも十分考えられます。

 

あーとん

無難なところを目指すなら、

  1. 制作は静かに黙々
  2. 質問があれば教員に
  3. グループワークはしっかり対話

の3つを意識するといいんだの。話していい場と静かにした方がいい場の、メリハリが重要だの。

びーさん

とりあえず制作は静かに取り組めばいいんだね!
でも、こんな微妙なこと以外の・・・もっと分かりやすく成績につながることってないの?

あーとん

それがなんと・・・きちんとあるんだの。

「意欲・関心・態度」は書類で示せ!

 

先ほど説明したように、意欲や関心の度合いを授業態度だけでupさせるのは割と難しいことです。

そこでオススメしたいのが、提出物で意欲を示すことです。

 

鑑賞の授業に取り組んだ時や、ファイルの提出、授業の振り返り、美術館のレポートなど、先生によって提出物は異なりますが、作品以外の提出物があるということは共通しています。

この提出物は、できるかぎり完成度をあげて提出しましょう。

 

「完成度の高い状態」は、例えば以下を挙げることができます。

提出物の完成度チェックポイント
  1. 字がていねいに書いてある
  2. 期限を守って提出している
  3. 記入欄は全行埋めてある
  4. 色ペンなどを使って重要なところが分かるようになっている
  5. 自分で調べたことや授業で口頭説明されたことを追加でメモしてある

びーさん

字がていねいとか、期限を守るとか、当たり前じゃん・・・

あーとん

「当たり前」ができていないことなんて、些細なことに思えるかもしれないの。しかし、この些細なことは「意欲的」と相反することなんだの。つまり、減点につながる可能性があるんだの。

びーさん

そっか。どうせいつかは提出するんだから、期限を守った方が損がないよ、ってことだね。

あーとん

そういうことだの。あとは、提出物は記入欄を全行埋めていたり、プリントへの書き込みが多かったりすると、「がんばったこと」が目に見えるんだの。

 

普段の授業での取り組みももちろんですが、こうして提出物でも「がんばっている」ことを示すことで、より「意欲的に取り組んでいる」と評価してもらいやすくなります

採点時に「がんばってメモしている生徒だな」と印象付けておくことで、授業中も取り組みに注目してもらえる可能性が自然とupするのです。

 

あーとん

先生は、がんばっている人にはアドバイスしたくなるものなんだの。

びーさん

アドバイスしてもらうことで、作品もよくなっていくんだね。

あーとん

そうなんだの。そして、「どこを工夫して作っていたか」を覚えてもらうことにもつながるんだの。これが作品の評価にもつながる可能性があるんだの。

びーさん

先生に自分を覚えてもらうってことだね〜。

今日の振り返り

 

今回の講義では、評価の4観点のうちの1つ、「美術への意欲・関心・態度」について具体的に説明しました。

あーとん

「めあて」は達成できたかの?
今日のめあて
観点①「美術への意欲・関心・態度」は、どのようなところで評価されているかを意識できるようになる

 

「めあて」のふりかえり

A:どのようなところで評価されているのか具体的に理解し、意識できそうだと思った

B:評価されているところを意識できそうだと思った

C:評価されているところがわかった

 

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