あーとん
びーさん
あーとん
2019年6月8日(土)に放送される
「洋画に日本画の~魂を画家岡田三郎助~」(NHK)では、
今年生誕150年となる
洋画家・岡田三郎助をご紹介。
女性のライフスタイルさえ変えた
と言われるその画業に迫ります。
まずはどんな内容なのか
公式サイトで確認してみましょう!
今年生誕150年となる佐賀県出身の洋画家・岡田三郎助。5年間のフランス留学で、洋画の技法を学ぶと同時に、日本美術の良さを再認識した岡田は、帰国後、会得した洋画の技法で着物姿の日本人を描く。その彫りが深く西洋風の女性像は、多くの女性の心をとらえ、やがて活動的な女性のライフスタイルを生み出すことにつながったと言われる。「西洋と和の融合」を信条に多くの傑作を残し、大正から昭和をかけぬけた生涯に迫る。
引用:日曜日美術館公式サイト
この予告から気になるキーワードを
抽出すると・・・
- 岡田三郎助ってどんな人?
- 女性のライフスタイルを生み出すきっかけってなに?
あーとん
[adlink]
岡田三郎助ってどんな人?
名前:岡田三郎助 (おかださぶろうすけ)
生年月日:1869年1月22日
死没:1939年9月23日
活動拠点:日本
活動時代:明治~昭和
表現実績:洋画家
岡田三郎助は佐賀県の出身。
洋画を目指したきっかけは
同じく佐賀県出身の
画家・百武兼行(ひゃくたけかねゆき)の油絵でした。
あーとん
「百武兼行 臥裸婦」
油絵に興味をもった岡田三郎助は
曾山幸彦(そやまさちひこ)の
画塾に入学し、
その後、パリから帰国した
黒田清輝(くろだせいき)の元で洋画を学びます。
こちらが、岡田三郎助が
洋画を学んだ2人の人物の作品です。
「曾山幸彦 試鵠図(しこくず)」
「黒田清輝 湖畔(こはん)」
びーさん
あーとん
びーさん
あーとん
「ラファエル・コラン 詩」
「ラファエル・コラン 楽」
パリからの帰国後
東京芸術大学の先生となった
岡田三郎助は
1907年の東京勧業(かんぎょう)博覧会へ
出品した作品で1等賞を受賞し
三越呉服店の宣伝ポスターに
もなりました。
あーとん
「岡田三郎助 某婦人の肖像」
びーさん
あーとん
びーさん
あーとん
びーさん
「高橋由一 花魁」
びーさんの言うように
モデルに泣かれてしまったという
エピソードを持つ
高橋由一の「花魁」と比べて
岡田三郎助の女性像は
どこか柔らかい雰囲気ですね。
あーとん
[adlink]
女性のライフスタイルを変えた画業とは?
江戸時代までの美人といえば
浮世絵にあるような
つり上がった細い目に
小さなおちょぼ口といった
イメージでした。
「喜多川歌麿 寛政三美人」
岡田三郎助や黒田清輝といった
画家達がヨーロッパから持ち帰った作風は
日本に新しい感覚を生む
きっかけとなりました。
あーとん
「岡田三郎助 ダイヤモンドの女」
あーとん
びーさん
あーとん
ちなみにこのコンテストでの
優勝写真の女性。
どことなく岡田三郎助が描いた
絵に似ていませんか?
「日本美人帖 末弘ヒロ子」
あーとん
びーさん
「あやめの衣」
実際の着物
「支那絹の前」
実際の着物
また岡田三郎助は
女性への洋画を教えるため
教育にも熱心に取り組んでいます。
あーとん
「深沢紅子(こうこ) 縞のブラウス」
「三岸節子 盾をもった武士」
「いわさきちひろ 花の精」
びーさん
あーとん
それでは最後に
岡田三郎助の作品を
いくつか紹介していきたいと思います。
「少女読書」
「裸婦(らふ)」
「桃の林」
「ムードンの夕暮」
「大阪行幸諸潘軍艦御覧」
びーさん
あーとん
[adlink]