あーとん
2019年7月20日(土)に放送される
「新・美の巨人たち」(テレビ東京)では、
長谷寺の数々の仕掛けに迫るため、
女優・貫地谷しほりさんが
奈良の長谷寺を訪れます。
まずはどんな内容なのか
公式サイトで確認してみましょう!
奈良「長谷寺」
昔話「わらしべ長者」の舞台にもなった場所、奈良県『長谷寺』。連日祈りをささげた男が、観音様のお告げによって山門で藁を拾い、長者となっていくお話です。長谷寺はこうした伝承が数多く残る“霊験の宿る場所”。かつては紫式部、清少納言といった著名人たちも、奇跡を信じて訪れたといいます。
末寺3000、僧侶5000人を抱える真言宗豊山派の総本山『長谷寺』。重要文化財の登廊から直結する形で佇む本堂。中には10mもの高さを誇る、日本最大級の木造の仏像・十一面観音立像が突然現れます。懸造の舞台からは美しい山々の風景が。また限られた期間ですが、本尊の足元に入ることもできます。創建から1300年…なぜ静かな奈良の山間に、これほど豪華な建物や巨大伽藍がそびえるのか?そこには今も参拝者を魅了してやまない数々の仕掛けがあったのです。カギを握るのは本尊の十一面観音立像。今回のアートトラベラーで建物好きの貫地谷しほりさんが、その驚きの謎に遭遇します。
<Art Traveler>貫地谷しほり
この予告から気になるワードを抽出すると・・・
- 奈良県「長谷寺」ってどんな寺?
- 十一面観音立像はどんな像?
- 重要文化財の登廊って?
- 長谷寺を設計した建築家は誰?
あーとん
びーさん
あーとん
びーさん
奈良県「長谷寺」っどんな寺?
今回ご紹介する奈良の長谷寺は、
奈良県桜井市初瀬町に位置し、
8世紀前半に道明という僧侶が
天武天皇のために建てたお寺です。
あーとん
びーさん
あーとん
びーさん
ご本尊(ごほんぞん)というのは、
お寺で信仰されている仏像などのことです。
それぞれのお寺には必ず
信仰の対象となる「ご本尊」が設定(設置)
されています。
例えば奈良で言えば、
修学旅行でお馴染みの東大寺のご本尊は
「大仏(正式名称は盧舎那仏坐像)」ですし、
美術の教科書でお馴染みの
「千体千手観音立像」は
三十三間堂のご本尊です。
このように、「御本尊」は、
お寺にあるとても大切な
主のような存在です。
びーさん
あーとん
びーさん
あーとん
びーさん
あーとん
[adlink]
十一面観音立像はどんな像?
十一観音立像は楠の霊木で造られたもので、
その高さは10mを越えており
国の重要文化財にも指定されています。
びーさん
あーとん
びーさん
あーとん
彫像は通常
右手に数珠を持っているものか、
何も持っていないものが多いのですが、
奈良長谷寺の十一面観音は
右手に錫杖と念珠を持ち、
左手には蓮華の入った花瓶を
持っているところがとても特徴的です。
びーさん
あーとん
びーさん
十一面観音像のご利益は
現世での10の利益と
後世での4の利益、
合わせて14の利益があります。
あーとん
びーさん
あーとん
昔、貧しい侍が長谷寺を参詣し
祈り続けたところ、夢に現れた僧に
「寺を出るときに触ったものが
賜りものだから持っていきなさい」
と言われ、その通りに
寺を出るときに手に触れた
わらしべを持って行ったことで
最終的に侍はとても裕福になったのです。
びーさん
[adlink]
重要文化財の登廊って?
長谷寺の登廊は
仁王門から本堂までをつなぐ
回廊式の登廊で、
国の重要文化財に指定されています。
あーとん
1039年、中臣信清が
子供の病気の平癒を祈るために
寄進しました。
現在あるものは、
1894年に再建されたものです。
あーとん
この牡丹も長谷寺のポイントです。
長谷寺は真言宗豊山派の総本山で、
細かくいうと山号が豊山、
寺号を長谷寺といいます。
あーとん
びーさん
あーとん
びーさん
3000余りの末寺を持つということから
その重要性がわかる長谷寺ですが、
実は「花の御寺」ともいわれています。
びーさん
あーとん
びーさん
あーとん
びーさん
あーとん
奈良長谷寺は、そのほかにも
- 紀貫之(きの つらゆき)の和歌
- 菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)「更級日記」
- 藤原道綱母(ふじわら の みちつな の はは)「蜻蛉(かげろう)日記」
にも登場しています。
当時の人たちの文化の
中心的存在だったのかもしれませんね。
そして、登廊を上がると
本堂と長谷寺の特徴ともいえる
舞台が姿を現します。
びーさん
あーとん
びーさん
[adlink]
長谷寺を設計した建築家は誰?
びーさん
あーとん
びーさん
あーとん
びーさん
あーとん
もしかしたら徳川の
「豊臣が権力を持っていたころを示すものを消したい」
という思惑があったのかもしれません。
びーさん
あーとん
長谷寺の入山時間や料金などは
公式サイトから見ることができます。
https://www.hasedera.or.jp/event/