ギュスターヴ・モロー展の概要みどころ・混雑状況は?[パナソニック 汐留美術館]

あーとん

あーとんだの。今日は「日曜美術館」で紹介する
ギュスターヴ・モローを紹介するの

東京:新橋にあるパナソニック汐留美術館では、
ギュスターヴ・モロー展〜サロメと宿命の女たち〜という美術展を
2019年4月6日(土)- 6月23日(日)行っています。
番組では、この美術展を訪ねるそうです。

まずはどんな番組なのか、
公式サイトを見てみましょう。

 

19世紀末のパリで、冷酷さと官能的な美しさを持つ「ファム・ファタル(魔性の女)」を繰り返し描いたギュスターヴ・モロー。モローの描いた女たちの不思議な魅力を探る。

引用:日曜美術館公式サイト

 

宿命の女? 魔性の女?女の人がたくさん出てくる絵なの?

びーさん

あーとん

そうなんだの。19世紀末に活躍したモローさんが女性をたくさん描いた秘密を一緒に調べてみようかの。

今回の美術展は、
パリのギュスターヴ・モロー美術館の
所蔵作品のなかから、
女性をテーマにした作品を一堂に集めたものです。

身近な女性から
ファム・ファタル(宿命の女)まで
いろいろな女性像を
見ることができるようです。

今日のめあて
ファム・ファタル(魔性の女)とは何か考えてみよう
魔性の女って、なんだか魔女みたいで、こわい名前だなぁ。どんな女性なんだろう。

びーさん

 

 

ギュターヴ・モローって、どんな人?

あーとん

まずはモローさんが描いた女性を見てみようかの。

《オルフェウス(オルフェウスの首を抱くトラキアの娘)》1865年、
油彩・画布 154×99.5cm

《オイディプスとスフィンクス》1864年、キャンバスに油彩、206,4×104,8cm

《エウロペの誘拐》 1868年 油彩/カンヴァス 175×130㎝

《一角獣》 1885年頃 油彩/カンヴァス 115×90cm

 

とっても、美人だけど、なんか怖い雰囲気・・・みんな裸だし。

びーさん

あーとん

なるほど、ちょっと不思議な雰囲気があるかもしれないの。モローさんは神話や聖書に出てくる女性を魅力的に描こうとしたんだの。
神話や聖書?って確か、文章だけしか載ってないんだよね。ってことは、お手本はないんだよね?

びーさん

あーとん

そうなんだの。だから、自分の考えや想像をいかにリアルに描くか、に挑戦して、極めた人がギュターヴ・モローさんなんだの。

 

パリで産まれ育ったモローは、
当時のエリートコースである
イタリア国費留学試験に失敗。

これを機会にいろいろな絵を学び始めます。

そして、自分の表現を探し始めたのです。

 

自分の表現を探し始めた結果、
神話を元に、たどり着いたのが幻想的で、
時には血なまぐさい彼なりの表現でした。

このような
人間心理の神秘や幻影などのイメージを
表現する絵は世紀末美術と呼ばれます。

世紀末美術の中でも、自分自身の絵を追求し続けた
誠実は画家がモロー でした。

 

 

象徴主義って何?

19世紀末、それまでの現実主義、物質主義に反して、
内面的な世界を幻想的で華麗な表現することが、
文学で流行し始めます。
これが象徴主義です。

当時大流行していた文学ではなく、見て分かる
絵画で自分の思考を表現したいと思ったモロー。

誰もが知っている神話伝説を、独自に解釈して、
美しくこの世のものとも思えない絵を描き始めたのです。

確かに、
絵じゃないと、なかなか表現できないよね?!

びーさん

あーとん

そうじゃの。写真や文学と違う形で、
画家の考える美や男女の気持ち、戦や死などを
絵を見るひとに訴えたかったんだの

中でも一番有名なものが、新約聖書を基にした
オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』を
描いた『出現』です。

「サロメと宿命の女たち」って?

《出現》  1876年頃 油彩/カンヴァス 142×103cm

この真ん中の浮いてるの・・生首!?

びーさん

あーとん

そうじゃの、ちょっと怖いけど、
この絵の魅力をおさらいしてみようかの。

もともと「新約聖書」では、サロメは、義理の父親にいじめられ、
実の母親にも守ってもらえない哀れな少女でした。
それを強い女性として、新しく描いたのがワイルド。

この絵では、宙に浮いた首が彼女を脅しているのに対し、
強い意志を持った目で見つめ、指差すサロメが描かれています。
今までにないこの構図を、大々的に発表したのがモローなのです。

モローさん、すごい想像力。。
サロメってモデルがいたのかな?

びーさん

特にモデルがいたようではないが、
身近な恋人や母親から影響を受けていて、
よく描いてようです。

《アレクサンドリーヌ》 インク・鉛筆/紙 22.5×16.7cm

あーとん

モローさんは、女性が主役の絵が多いんだの。

男性を誘惑し、振り回して、時には生を奪うことすらしてしまう
女性の神様をモチーフにすることが多いのです。
彼女たちは、美しく、生き生きとして、何より色っぽい!

確かに・・。怖いけど見つめちゃうよね

びーさん

神話の世界を遠い物語でなく、
リアルなこの世界に投影して、いろんなことを学んでほしい・・
そうモローは考えたのではないでしょうか。

展覧会は どこで見ることができるの?

東京:新橋にあるパナソニック汐留美術館で、
6月23日(日)まで行っています。

その名前の通り、パナソニックが経営している企業美術館で
2019年4月1日より、名称が「パナソニック汐留美術館」に変わりました。
そのため、公立の美術館とお休みが違うから注意してください。
また、5月10日と6月7日の金曜日は午後8時まで開館しています。
(ご入館は午後7時30分まで)

会場:パナソニック 汐留ミュージアム
住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
電話番号:03-5777-8600
開館時間:10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:水(ただし、5月1日、6月5日、12日、19日は開館)
料金:一般 1000円 / 65歳以上 900円 / 大学生 700円 / 中学・高校生 500円 / 小学生以下無料 ※5月18日は国際博物館の日で入館無料

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です